巨人・坂本が6月4日以来の適時打 田尾氏「“2か月ぶり”って驚きました。体調さえ良ければ結果を残せる選手」


◆ 6日から広島との首位攻防3連戦!

 ヤクルトに4-1で勝利した巨人は2連勝。2カードぶりの勝ち越しで貯金は再び「9」となり、首位・広島との1ゲーム差を保った。

 先発の菅野智之は3回までノーヒット投球。2点リードの5回に1点を返されたが、なおも二死一、二塁のピンチで1番・長岡秀樹を遊ゴロに仕留めリードを保った。

 6回以降は再びゼロを刻み7回89球、5安打1失点の好投で降板。8回以降は高梨雄平、守護神・大勢が1イニングずつ無失点でつなぎ、大勢は17セーブ目(1勝1敗)。菅野はリーグトップに並ぶ10勝目(2敗)を挙げ、2ケタ勝利は2年ぶり9度目となった。

 打線は初回、5番・大城卓三の中越え2点適時二塁打で先制。2回以降はなかなか次の1点が奪えなかったものの、1点リードの8回に4番・岡本和真の中犠飛で3点目を奪ったあと、6番・坂本勇人の右前適時打で4-1とリードを広げた。

 坂本の適時打は6月4日のロッテ戦(東京ドーム)以来、2か月ぶり。4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した田尾安志氏は「“2か月ぶり”って驚きました。体調さえ良ければ結果を残せる選手」と、ここからの巻き返しに太鼓判を押した。

 巨人は6日から、本拠地・東京ドームで首位・広島との3連戦。岩本勉氏は首位攻防戦を前に「菅野にしても坂本にしても、熟した選手たちの活躍はチームに欠かせない」と、優勝経験豊富なベテランに期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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