広島、巨人と引き分け2ゲーム差キープ 2点追う8回に集中打、総力戦で凌ぐ


巨人 3 - 3 広島
<15回戦・東京ドーム>

 7連勝中の首位・広島は今季5度目の引き分け。2位・巨人との2ゲーム差を保った。

 広島打線は巨人先発・グリフィンに苦戦し、7回まで12三振を喫するなど無得点。それでも2点を追う8回、先頭の8番・菊池の三塁内野安打、1番・秋山の中前打で一死一、二塁とし、2番・野間の中前適時打で1点差に迫った。

 さらに、グリフィンをリリーフしたケラーから3番・堂林が四球を選び満塁。ここで4番・小園が2点適時打を右前へ弾き返し3-2と試合をひっくり返した。

 先発の床田は10安打を許すなど苦しい投球となったが、7回2失点と粘り開幕から18試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成。しかし1点リードに変わった8回、2番手の島内が1点を失い試合は振り出しに戻った。

 9回以降は両チームの投手陣が踏ん張り、試合は3-3の引き分けで終了。広島の今季通算成績は51勝39敗5分けとなった。

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