オリオールズの2世新人ホリデーがMLB1号本塁打 右翼場外への球団最年少グランドスラム

BALTIMORE, MD - JULY 31: Jackson Holliday #7 of the Baltimore Orioles flips his bat after hitting a grand slam in the fifth inning during the game between the Toronto Blue Jays and the Baltimore Orioles at Oriole Park at Camden Yards on Wednesday, July 31, 2024 in Baltimore, Maryland. (Photo by Alyssa Howell/MLB Photos via Getty Images)


BALTIMORE, MD - JULY 31: Jackson Holliday #7 of the Baltimore Orioles flips his bat after hitting a grand slam in the fifth inning during the game between the Toronto Blue Jays and the Baltimore Orioles at Oriole Park at Camden Yards on Wednesday, July 31, 2024 in Baltimore, Maryland. (Photo by Alyssa Howell/MLB Photos via Getty Images)

○ オリオールズ 10-4 ブルージェイズ ●
<現地時間7月31日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>

 ボルティモア・オリオールズが同地区最下位ブルージェイズにカード勝ち越し。ルーキーのジャクソン・ホリデー内野手(20)がMLB初本塁打を放った。

 ホリデーは試合前にメジャー再昇格を果たし、「8番・二塁手」で先発出場。1点リードで迎えた5回裏、一死満塁での第3打席。ブルージェイズ2番手の右腕ジェリー・ロドリゲスに対し、2球で追い込まれながらも3球目のスライダーをフルスイング。打った瞬間確信の一発は右翼スタンドを超え、場外へのグランドスラムとなった。

 ホリデーの1号本塁打で突き放したオリオールズは、その後も追加点を重ねて10得点の快勝。先発グレイソン・ロドリゲスがアメリカン・リーグトップの13勝目をマーク。ブルージェイズとの同地区4連戦を3勝1敗で制し、地区2位ヤンキースと0.5ゲーム差をつけて地区首位に立っている。

 ホリデーは、ロッキーズカージナルスなどで活躍したマット・ホリデー氏を父に持つ2世選手。2022年のドラフトで全体1位指名を受けてオリオールズに入団し、今季開幕前にはMLB全体1位有望株という評価を受けていた。

 現地時間4月10日のレッドソックス戦で父と同じ背番号「7」を身に着けてMLBデビューを果たすも、デビュー10試合でわずか2安打と苦しみ、マイナーへ降格。約3ヶ月ぶりの再昇格に応える初本塁打は20歳240日、球団最年少でのグランドスラムとなった。

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