パイレーツの剛腕新人スキーンズが2桁勝利達成 球団新記録の快投でナ・リーグ新人王へ猛アピール

PITTSBURGH, PA - SEPTEMBER 09:  Paul Skenes #30 of the Pittsburgh Pirates pitches in the first inning against the Miami Marlins at PNC Park on September 9, 2024 in Pittsburgh, Pennsylvania.  (Photo by Justin K. Aller/Getty Images)


PITTSBURGH, PA - SEPTEMBER 09: Paul Skenes #30 of the Pittsburgh Pirates pitches in the first inning against the Miami Marlins at PNC Park on September 9, 2024 in Pittsburgh, Pennsylvania. (Photo by Justin K. Aller/Getty Images)

○ パイレーツ 3-2 マーリンズ ●
<現地時間9月9日 PNCパーク>

 ピッツバーグ・パイレーツが東地区最下位マーリンズとのカード初戦に勝利。ポール・スキーンズ投手(22)がシーズン2桁勝利を達成した。

 スキーンズは初回、先頭打者エドワーズに安打を許すも、2番ナービを球速160キロ超えのフォーシーム3球で空振り三振に仕留め、1900年以降の新人選手としては球団最多となるシーズン143個目の奪三振をマーク。さらに、3番バーガーを遊ゴロ併殺打に打ち取り、無失点のスタートを切った。

 以降5回まで毎回走者を背負いながらも、要所を抑えたピッチングで先制リードを死守。6回表をこの試合初めての三者凡退に抑えて降板し、6回98球を投げて6安打、1四球、9奪三振、1失点の好投。今季10勝目を掴んだ。

 昨季ドラフトで全体1位指名を受けたスキーンズは、今季5月11日にデビューを果たすと、前半戦6連勝でオールスターゲームに初選出。ナショナル・リーグの先発投手を務め、「ドラフト全体1位指名選手が翌年のオールスターゲームに出場」というMLB史上初の快挙を達成した。ここまで20試合に先発して10勝2敗、防御率2.10、120回で151奪三振をマークしている。

ジャンルで探す