おまたせ!今季初の猛打賞で連日のお立ち台の森下翔太に斎藤雅樹氏「思い切りの良さがだんだん出てきた」と上昇気配を察知


◆ 「これからもっともっと打たなきゃ…」

 阪神が中日に7−3で快勝。オールスターを挟んで3連勝となり、後半戦最初のカード勝ち越しも決めた。

 この日は5回までに7点と猛虎打線が繋がり、試合を優位に進めたことが大きな勝因となった。初回は近本光司がヒットで出場し、2番の中野拓夢が犠打でお膳立てをすると、3番の森下翔太がタイムリーと理想的な形で先制。3回には5本の安打を集中させ4点を奪い、5回にはクリーンアップトリオの3連打で2点追加と打棒が爆発した。大量援護をもらった大竹耕太郎は8回を1失点で7勝目を手にした。

 お立ち台には3安打猛打賞の森下翔太が上がり「遅すぎる猛打賞だったんですけども、こっから猛打賞を続けられるように準備していきたいなと思います」と宣言しファンから喝采を浴びていた。

 昨日に続き連日のヒーローとなった森下に、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した斎藤雅樹氏は「非常に良かったですね。昨日ホームラン打って調子が上がってきたと言いますか。彼の思い切りの良さがだんだん出てきましたね」と本来の姿に近づいてきたと解説。

 しかし「でもそこが岡田監督からすると、ちょっと強引になってるという風に映ることがあるので、なかなか厳しい言葉も出るんでしょうけども」としながらも「今年初めての猛打賞。この時期では遅いですけど、これからもっともっと打たなきゃいけませんよね」と発破をかけていた。

 オールスター明け2戦で、8打数5安打5打点とバットが止まらない森下翔太。前半戦の分を取り戻すような活躍ができるかが、猛虎打線復活のキーとなりそうだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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