広島、2戦連続完封勝利で首位浮上 床田7回無失点でリーグ単独トップ9勝目!


● 阪神 0 - 1 広島 ○
<14回戦・甲子園>

 広島は2試合連続の完封勝利。巨人を勝率1厘差で上回りセ・リーグ首位に再浮上した。

 先発の床田は初回、いきなり無死一、二塁のピンチを招くも、阪神クリーンアップを落ち着いて退け無失点スタート。5回からは4者連続三振を奪うなど快調にセロを重ねた。1点リードの7回は先頭からの3連打で無死満塁の大ピンチを招くも、7番・坂本を遊ゴロに仕留め6-2-3と渡る併殺。続く木浪は中飛に退けゼロを刻んだ。

 左腕は阪神打線にホームを踏ませず7回107球、7安打無失点、6奪三振無四球のり好投。8回はハーン、9回は栗林が25セーブ目(0勝3敗)で締め、勝利投手の床田はリーグ単独トップに立つ9勝目(5敗)を手にした。

 打線は両軍無得点のまま迎えた5回、今季初の一軍昇格を果たし即「5番・左翼」でスタメン起用された中村貴が、先頭で今季初安打となる痛烈な中前打を放ち出塁。続く坂倉の右前打で一、二塁とし、7番・菊池の犠打が阪神捕手・坂本の失策を誘い無死満塁とした。シャイナーは遊ゴロに倒れたものの、この間に三走・中村貴が先制の生還。6回以降は追加点を奪えなかったものの、投手陣が虎の子の1点を守り抜いた。

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