巨人、広島に勝ち越し3位浮上 岡本和V打&若林2安打1打点、大勢復活セーブ


○ 巨人 3 - 2 広島 ●
<12回戦・東京ドーム>

 接戦を制した巨人は首位・広島との3連戦に2勝1敗で勝ち越し。再び貯金1とし、ヤクルトに敗れた阪神と入れ替わり3位に浮上した。

 打線は初回、二死三塁の好機を作ると、ここまで得点圏打率.227の4番・岡本和が痛烈な中前適時打を放ち先制。なおも二死一、三塁で移籍後初スタメンとなった6番・若林が新天地初安打初打点となる左前適時打を放つと、7番・小林も左翼への適時二塁打で続き3-0とリードを広げた。

 16日の日本ハム戦(エスコンF)以来の先発となった菅野は、一死満塁だった2回のピンチを無失点で凌ぐなど5回までゼロ行進。3点リードの6回は一死一、二塁のピンチを招き、阿部監督が自らマウンドへ行き降板となった。

 2番手の高梨は広島の5番・坂倉に適時二塁打を浴びたものの、なおも一死二、三塁のピンチを3番手・船迫との継投で凌ぎリードを死守。7回は4月13日以来の登板となった中川が1点を失った。

 1点リードで迎えた9回は、5月3日以来の登板となった大勢がピンチを招きながらも無失点締め。6回途中1失点の菅野は6勝目(1敗)、大勢は8セーブ目をマークした。

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