菊池雄星、降雨中断により今季最短の3回途中4失点で7敗目 ブルージェイズは今季ワースト6連敗

CLEVELAND, OHIO - JUNE 23: Yusei Kikuchi #16 of the Toronto Blue Jays throws a pitch during the first inning against the Cleveland Guardians at Progressive Field on June 23, 2024 in Cleveland, Ohio. (Photo by Nick Cammett/Getty Images)


CLEVELAND, OHIO - JUNE 23: Yusei Kikuchi #16 of the Toronto Blue Jays throws a pitch during the first inning against the Cleveland Guardians at Progressive Field on June 23, 2024 in Cleveland, Ohio. (Photo by Nick Cammett/Getty Images)

○ ガーディアンズ 6-5 ブルージェイズ ●
<現地時間6月23日 プログレッシブ・フィールド>

 トロント・ブルージェイズが逆転負けで今季ワーストの6連敗。先発した菊池雄星投手(33)は雨天中断により3回途中4失点で降板。敗戦投手となった。

 ブルージェイズは初回、ウラジーミル・ゲレロJr.の9号2ランで2点を先制。早速援護を貰った菊池だったが、1回裏二死から3連打を浴び失点。2回裏には2本の安打で二死一、二塁のピンチを背負うも、2番フリーマンの右翼線付近への打球を右翼手ジョージ・スプリンガーがダイビングキャッチ。好守に助けられ、ピンチを切り抜けた。

 しかし2点リードで迎えた3回裏、2本の安打と四球で無死満塁のピンチを招くと、6番シュニーマンの適時打で再び1点差に。続く7番ロドリゲスに対してカウント2-2となったところで降雨により試合中断。再開後から登板した2番手ザック・ポップが2人の走者を生還させ、菊池に4失点目が記録された。

 ブルージェイズは3点ビハインドで迎えた5回表、スペンサー・ホーウィッツが2打席連続のソロ本塁打を放つなど2点を返し、さらに二死満塁とするも決定打は出ず。最終回にはガーディアンズの守護神クレースから二死一、二塁の好機を作ったが、最後はスプリンガーが遊ゴロに倒れて試合終了。借金が7に膨らんだ。

 この試合の菊池は2回0/3、63球を投げて8安打、1四球、3奪三振、4失点という内容。自身2連敗を喫し、今季成績は4勝7敗、防御率4.00となっている。

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