ブルージェイズの有望株内野手がドーピング違反で出場停止　前日の試合でデビュー＆初安打マーク

CLEVELAND, OH - JUNE 21: Toronto Blue Jays second baseman Orelvis Martinez (13) at bat during the third inning of the Major League Baseball game between the Toronto Blue Jays and Cleveland Guardians on June 21, 2024, at Progressive Field in Cleveland, OH. (Photo by Frank Jansky/Icon Sportswire via Getty Images)

◆ ブルージェイズの有望株内野手がドーピング違反

　現地時間23日、MLB機構はドーピング違反によりトロント・ブルージェイズのオレルビス・マルティネス内野手（22）に対して80試合の出場停止処分を科したことを発表した。

　マルティネスは球団内2位有望株の高評価を受けている強打の内野手。今季は3Aバッファローで63試合に出場し、打率.260、16本塁打、OPS.866という好成績をマーク。現地時間18日からメジャーに昇格し、同21日のガーディアンズ戦で初出場。デビュー戦で初安打も記録していた。

　公式声明によると、マルティネスはオフシーズン中に母国・ドミニカ共和国の医師から処方された不妊治療薬を服用しており、それがブルージェイズ合流前の検査でパフォーマンス向上薬物として陽性反応。現地時間22日の試合後に検査結果が明らかとなり、球団へ通告された。