MLBが野球賭博関与5選手への処分を発表 パドレス所属の若手内野手が永久追放、他4選手には1年間の出場停止

PITTSBURGH, PA - JUNE 27:   Tucupita Marcano #30 of the Pittsburgh Pirates looks on from the dugout prior to the game between the San Diego Padres and the Pittsburgh Pirates at PNC Park on Tuesday, June 27, 2023 in Pittsburgh, Pennsylvania. (Photo by Rob Tringali/MLB Photos via Getty Images)


PITTSBURGH, PA - JUNE 27: Tucupita Marcano #30 of the Pittsburgh Pirates looks on from the dugout prior to the game between the San Diego Padres and the Pittsburgh Pirates at PNC Park on Tuesday, June 27, 2023 in Pittsburgh, Pennsylvania. (Photo by Rob Tringali/MLB Photos via Getty Images)

◆ 野球賭博関与の5選手に処分

 現地時間4日、MLB機構はスポーツ賭博規定に違反した5選手に対して処分を科したことを発表。パドレス所属のトゥクピタ・マルカノ内野手(24)に永久資格停止処分、その他4選手には1年間の出場停止処分を下した。

 マルカノは2022年から2023年にかけて計387件の野球賭博を行い、うち231件がMLBに、25件は当時所属していたパイレーツに関与したものであることが判明。MLB25人枠に入っている際に所属チームを賭博の対象としたため、永久追放処分が下された。なお、当時マルカノは負傷者リストに入っており、該当試合への出場は無し。昨季終了後にパドレスへ加入して以降も負傷者リストで過ごし、今季はメジャー、マイナーともにプレーすることはなかった。

 さらに、アスレチックス所属のマイケル・ケリー投手、パドレス傘下所属のジェイ・グルーム投手、フィリーズ傘下所属のホセ・ロドリゲス内野手、ダイヤモンドバックス傘下所属のアンドリュー・サールフランク投手の4選手も野球賭博への関与が判明。ただ、4選手は自身の所属先ではない他チームへの賭博だったため、マルカノとは異なり1年間の出場停止という処分。今季ケリーはメジャー28試合、サールフランクは同2試合に登板していた。

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