大谷翔平、千金同点打&2四球2盗塁 ドジャースはサヨナラ勝ちでブレーブスとの”地区首位対決第1R”制す


○ ドジャース 4x - 3 ブレーブス ●
<現地時間5月3日 ドジャー・スタジアム>

 ドジャースの大谷翔平選手(29)が3日(日本時間4日)、本拠地でのブレーブス戦に「2番・指名打者」でフル出場。延長10回裏に値千金の同点適時打を放つなど、チームのサヨナラ勝ちに大きく貢献した。

 ナ・リーグ東地区首位を走る強敵・ブレーブスと今季初対戦。大谷はメジャー通算132勝右腕・モートンと対戦し、一死無走者だった初回の第1打席は一ゴロに倒れた。1点を追う3回の第2打席は一死無走者で四球を選び、二死後、4番・スミスの打席で今季6盗塁目となる二盗に成功。二死二塁の好機を演出し、スミスの中前適時打で同点ホームを踏んだ。

 一死無走者だった5回の第3打席は空振り三振。2-2の同点で迎えた8回の第4打席は、一死無走者で3番手左腕・ミンターから再び四球を選んだ。二死後、スミスの打席で牽制に誘い出されるも、そのまま二塁へ突進。慌てた一塁手の落球を誘い、大谷には今季7つ目の盗塁が記録された。今季初の1試合2盗塁で再び好機を演出したが、スミスの申告敬遠後、続くマンシーは空振り三振。ここは得点につながらなかった。

 2-3と1点を勝ち越され迎えた延長10回裏の第5打席は、一死二塁でエンゼルス時代のチームメイトだった右腕のイグレシアスと対戦。追い込まれたあとの外角チェンジアップに食らいついた打球は同点の中前適時打となった。

 ドジャースは続く3-3の同点で迎えた11回裏、7番・パヘスの中前適時打で今季初のサヨナラ勝ち。貯金は今季最多の「8」となり、大谷は3打数1安打1打点、2四球2盗塁の打撃結果で打率は.336、OPSは1.017となった。

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