巨人・西舘がまさかの2試合連続失点…佐々木主浩氏「これを乗り越えるのは自分自身しかない」

巨人・西舘勇陽 (C)Kyodo News


巨人・西舘勇陽 (C)Kyodo News

● 巨人 3 - 4 ヤクルト ○
<4回戦・東京ドーム>

 巨人のドラフト1位・西舘勇陽が30日、ヤクルト戦にリリーフ登板し2試合連続失点を喫した。

 プロ初登板から10試合連続無失点に抑えていた西舘だったが、4月26日のDeNA戦で3点を失いプロ初失点、初黒星を喫した。初失点した時以来のマウンドとなった西舘は30日のヤクルト戦、3-2の7回に登板。先頭の代打・西川遥輝にボールが先行し3ボール1ストライクからのストレートをライト前に弾き返されると、続く丸山和郁に送られ、青木宣親には四球。

 30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト』で解説を務めた佐々木主浩氏は、「慎重になっているんですよね。前回やられたということで、精神的にまだ前回を引きずっている感じはありますよね。ポンポンと追い込むピッチャーなのに、今日はボールから入っていますよね」と指摘。

 西舘はオスナをスライダーで見逃し三振で2アウトとしたが、村上宗隆に四球で満塁としてしまう。ここを踏ん張りたいところだったが、サンタナに投じた初球のカットボールをライト前に運ばれ2点適時打を許した。

 佐々木氏は試合後、「西舘が心配です。これを乗り越えるのは自分自身しかない。次の登板が一番重要になってきますね」と話した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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