菊池雄星が6回途中無失点の好投でブルージェイズ完封勝利 打線の援護なくヤンキー・スタジアム3連勝はならず

NEW YORK, NEW YORK - APRIL 05: Yusei Kikuchi #16 of the Toronto Blue Jays throws a pitch during the second inning of the game against the New York Yankees during the home opener at Yankee Stadium on April 05, 2024 in New York City. (Photo by Dustin Satloff/Getty Images)


NEW YORK, NEW YORK - APRIL 05: Yusei Kikuchi #16 of the Toronto Blue Jays throws a pitch during the second inning of the game against the New York Yankees during the home opener at Yankee Stadium on April 05, 2024 in New York City. (Photo by Dustin Satloff/Getty Images)

● ヤンキース 0-3 ブルージェイズ ○
<現地時間4月5日 ヤンキー・スタジアム>

 トロント・ブルージェイズが完封リレーでヤンキースに勝利。菊池雄星投手(32)が先発登板し、6回途中無失点、7奪三振と好投したが、勝ち星は付かなかった。

 菊池の今季2度目の先発登板は、ランナーを出しながらも、三塁を踏ませない投球。3回裏には二死一、二塁、この試合最大のピンチを背負ったが、4番スタントンから空振り三振を奪った。6回裏の先頭打者ソトを三飛に打ち取ったところで2番手イミ・ガルシアへ交代。この試合は5回1/3、96球を投げ、4安打、2四球、7三振、無失点という投球内容。打線の援護なく、今季初勝利はお預けとなった。

 チームは7回表に代打アーニー・クレメントが今季1号のソロ本塁打を放ち、これが決勝点。菊池の後を継いだリリーフ陣4投手がヤンキース打線を僅か2安打に封じ、完封リレーで同地区相手のカード初戦を制した。

 前回登板は5回投げ切れず、3失点を喫し敗戦投手となった菊池だったが、この試合は好投。今季の防御率は2.79に低下した。昨季4月からヤンキー・スタジアムで2連勝を収めており、記録更新とはならなかったが、相性の良さを発揮した。

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