ロッテ・佐々木朗希が今季初登板…斎藤氏「本来の佐々木朗希かと言われればちょっとまだね」


◆ 勝ち投手の権利を得て降板

 31日、日本ハム戦に登板したロッテの佐々木朗希は5回を6安打1失点で抑えたが勝ち星はつかずロッテは敗戦。

 佐々木は3回、2安打と四球で一死満塁とされたが万波中正とマルティネスを抑えピンチを脱出。5回は無死一・三塁でスティーブンソンの遊ゴロ併殺打の間に失点した。その後、4番・万波を鋭いフォークで空振り三振に打ち取り、勝ち投手の権利をもったままこの日の登板を終えた。

 しかし、その後リリーフが打たれ、5回95球7奪三振の快投も初登板を白星で飾ることはできなかった。

 この日の佐々木について、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は、「上出来、上々だと思いますね。まずまずじゃないでしょうか」と評価。

「ただ、本来の佐々木朗希かと言われればちょっとまだね、160キロ台もまだ出てませんでしたし。(相手打線に)粘られることも非常に多かったんでね今日は。球数を投げさせられたというのもあるので。苦労はしましたけども、まあ5回を1点ですから、十分だと思います」とチームを勝利に導けなかったがエースとしての役割は果たしたとの見解を示した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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