ドジャース・大谷翔平が本拠地デビュー戦でマルチ安打 復調感じる打球速度181.9キロ

LOS ANGELES, CA - MARCH 28:  Shohei Ohtani #17 of the Los Angles Dodgers doubles in the first inning during the game between the St. Louis Cardinals and the Los Angeles Dodgers at Dodger Stadium on Thursday, March 28, 2024 in Los Angeles, California. (Photo by Katelyn Mulcahy/MLB Photos via Getty Images)


LOS ANGELES, CA - MARCH 28: Shohei Ohtani #17 of the Los Angles Dodgers doubles in the first inning during the game between the St. Louis Cardinals and the Los Angeles Dodgers at Dodger Stadium on Thursday, March 28, 2024 in Los Angeles, California. (Photo by Katelyn Mulcahy/MLB Photos via Getty Images)

◆ 大谷翔平が本拠地デビュー戦でマルチ安打

 ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(29)が現地時間28日にドジャー・スタジアムで行われたカージナルスとのホーム開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場。本拠地ドジャー・スタジアムでの初めての公式戦でマルチ安打を記録した。

 カージナルスの先発は巨人でもプレーしたマイルズ・マイコラス。初回、先頭打者のムーキー・ベッツが四球で出塁すると、大谷はスタンディングオベーションを受けながら打席入り。カウント1-2から外角低めのチェンジアップを巧く拾って、右翼線へ二塁打を放ち、本拠地初安打を記録。大谷は二塁を大きく回って三塁へ向かうも、前走者のベッツが三塁で止まっていたため、二三塁で挟まれ走塁死。痛恨の走塁ミスを喫したが、続くフレディ・フリーマンが右前適時打を放ち、MVPトリオで先制点を挙げた。

 3回裏の第2打席はカウント3-1から外角のチェンジアップを見送り、四球で出塁すると、フリーマンがセンターへの1号2ラン本塁打。リードを5点に広げた。

 5回裏、一死走者無しで迎えた第3打席は、カウント2-0からスライダーを打ち返し、右前安打。この試合最速となる打球速度113.0マイル(約181.9キロ)のクリーンヒットで3打席連続の出塁を果たした。

 7回裏の第4打席は、無死走者一塁で3番手のオブライエンと対戦。カウント1-2から内角高めのスライダーに空振り三振。この試合は3打数2安打、1四球の成績でホーム開幕戦勝利に貢献した。

 大谷は、韓国での開幕シリーズ後のオープン戦で3戦ノーヒットに終わっていたが、復調を感じさせるマルチ安打。今季成績は打率.385、OPS.862となっている。

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