カブス、ブッシュの確信弾でサヨナラ勝利 今永昇太は逆転被弾浴びるも今季初黒星回避

CHICAGO, ILLINOIS - MAY 07: Shota Imanaga #18 of the Chicago Cubs celebrates after the third out of the sixth inning against the San Diego Padres at Wrigley Field on May 07, 2024 in Chicago, Illinois. (Photo by Griffin Quinn/Getty Images)


CHICAGO, ILLINOIS - MAY 07: Shota Imanaga #18 of the Chicago Cubs celebrates after the third out of the sixth inning against the San Diego Padres at Wrigley Field on May 07, 2024 in Chicago, Illinois. (Photo by Griffin Quinn/Getty Images)

○ カブス 3x-2 パドレス ●
<現地時間5月7日 リグリー・フィールド>

 シカゴ・カブスがサヨナラ勝利。今永昇太投手(30)は8回途中2失点の投球で勝敗付かず。マイケル・ブッシュ内野手(26)がキャリア初のサヨナラ本塁打を放った。

 今永は初回、2回表と走者を出しながらも無失点。3回表には二死から2番タティスJr.を空振り三振に仕留め、三者凡退とすると、イニングを跨いで4番マチャドまで三者連続三振。4回表も三者凡退で終えた。

 4回裏、試合前に負傷者リストから復帰した3番コディ・ベリンジャーの6号ソロで先制点の援護を受けると、直後の5回表を無失点。6回表には一死一、二塁のピンチを背負ったが、4番マチャド、5番ボガーツから連続三振を奪い、渾身のガッツポーズ。続く7回表も得点許さず、2戦連続の7回無失点投球となった。

 7回終了時点で今季最多の95球を投じていた今永は、8回表にも続投したが、これが裏目となった。先頭の代打アラエスに安打を許すと、1番プロファーにカウント2-2から低めボールゾーンのスプリットを掬われ、6号2ランを被弾。好投から一転、逆転を許し、無念の降板となった。

 カブスは1点ビハインドとなった8回裏、4番手松井裕樹から無死一、三塁の好機を作り、4番クリストファー・モレルの中犠飛で同点。今永の黒星を帳消しにし、9回裏、先頭打者のブッシュが右中間スタンドへ確信の7号サヨナラ本塁打。終盤の攻防を制し、サヨナラ勝利を収めた。

 この試合の今永は7回0/3、102球を投げて7安打、1四球、8奪三振、2失点という投球。今季初黒星を回避し、今季7先発で5勝0敗。MLB全体トップの防御率1.08をマークしている。

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