【日本ハム】キャリアハイの生田目翼「8億円」で更改? 「来年もガッツリ吠えて抑えます」

契約更改を終えてポーズを決める日本ハム・生田目翼

 日本ハム・生田目翼投手(29)が4日、北海道・北広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、今季年俸900万円(推定)からアップ提示でサイン。金額を問われると「8億ぐらいです」とボケをかまし「想像以上ですね。びっくりしましたし、しっかり評価をしていただきました」と納得のサインだったことを明かした。

 日本通運から18年ドラフト3位で入団し、今季がプロ6年目。中継ぎとして初の開幕1軍入りを勝ち取ると、チームの救援陣で唯一、最後まで1軍フル帯同を果たし「火消しの生田目」としてチームの窮地を救った。過去5年で最多5登板だった右腕が、43登板で1勝1敗、1セーブ、9ホールド、防御率3・89と腕を振り続け「(球団側も)『1年間1軍にいてくれたことは本当に感謝している』と言ってくださった。球団には5年間、何も仕事をせずに迷惑しかかけていなかったので、やっとプロ野球選手1年目になれましたって気持ち。しっかりここから球団に今までの恩返しができれば」と話した。

 オフは2年連続で阪神・青柳のもとで自主トレ予定。「中継ぎは3年やってこそ、と言われるので今年以上の活躍をしたい。結局注目されるのは(田中)正義、河野、池田、宮さん(宮西)の勝ちパターン。今の仕事も自分に向いていると思いますけど、上を目指すには引きずりおろさないといけない。来年もガッツリ吠(ほ)えて、しっかり抑えます」と決意にあふれた表情だった。

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