【阪神】１９歳内野手がファンを甲子園に招待する「シート」設置目指す　小学校で野球が身近ではない現状に危機感

　阪神・山田脩也内野手（１９）が２日、将来的な「山田シート」設置を熱望した。野口ら５人と兵庫・西宮市立高須西小学校でゲストティーチャー（外部講師）として小学５年生の授業に参加。キャッチボールや野球のミニゲームなどで約１時間半交流した。甲子園球場から約２キロと徒歩圏内の学校だが「甲子園に行ったことがある人」と質問した際に挙手したのは３１人中３名。野球が身近ではない現状に危機感を覚えた。

　仙台育英では春夏合わせて３度聖地の土を踏んだ“申し子”は「甲子園は楽しい場所」とアピール。阪神では近本が故郷の兵庫・淡路市のファンを甲子園に招待する「近本シート」を設置しており、「将来的にそういう活動をしたい」と意欲を見せた。