【ソフトバンク】ドラフト1位指名の153キロ右腕が沢村賞&奪三振王誓う 担当スカウトは「(高校生)当時の山本由伸に似ている」
ソフトバンクからドラフト1位で指名された神戸弘陵・村上泰斗投手(17)が1日、神戸市内で契約金8000万円、年俸800万円で仮契約した。「奪三振王、沢村賞を取れる投手になりたい」と意気込んだ。
福山アマスカウトチーフは、「球筋やベース板での(球の)強さが、(高校生)当時の山本由伸に似ている」と、高校で投手に転向した2人の共通点を評価。中学までは捕手だった村上自身も「由伸選手のように、全球種で勝負できる投手になりたい」と、ドジャースで世界一に輝いた右腕への憧れを口にする。その中で「まずは体づくりから始め、1年目の最後に1軍で投げられるように」と計画を設定。ルーキーイヤーの17年8月にプロ初勝利をマークした山本のようなステップアップを思い描いた。
「将来はジャパンのユニホームを着たい」と最速153キロ右腕。「もつ鍋とラーメンを食べたい」と楽しみにする福岡の地から、日本を代表する投手へと駆け上がる。(南部 俊太)
12/02 05:00
スポーツ報知