【ソフトバンク】ドラフト1位・村上泰斗が仮契約「勝てる投手がもらえる賞」最多奪三振、沢村賞目指す!
ソフトバンクは1日、神戸市内のホテルでドラフト1位指名の神戸弘陵・村上泰斗投手と入団交渉を行い、契約金8000万円、年俸800万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。
「ドラフトが終わってからあまり実感が湧かないっていうのが一番だった。こういう場を設けていただき、やっと実感が湧いてきた」
中学時代は捕手だったが、神戸弘陵・岡本博公監督に腕の振りの鋭さを買われて、高校入学後に投手転向。2年の6月には152キロを計測するなど、驚きの速度で成長を続け、同校では1996年の西武・玉野宏昌以来28年ぶりとなる1位指名を勝ち取った。
そんな最速153キロ右腕の最大の武器は、伸びのある直球だ。好きな言葉は阪神・藤川監督の代名詞でもある「火の玉ストレート」。「自分の中では、(特徴として)回転数が多いと思う。(プロでは)浮き上がるストレートが投げたい」と力強く宣言した。
昨年のドラフト1位・前田悠は今季、高卒ルーキーながら、ファームで防御率1・94の好成績をマーク。10月には1軍デビューを果たすなど、順調な成長曲線を描いている。村上は「1年目から、シーズンの最後の方で投げられるような体づくりをしたい」と決意。そのうえで「(将来的には)奪三振王、沢村賞が取れる投手になりたい。勝てる投手がもらえる賞であり、三振を取れる証拠」と夢を描いた。
12/01 13:05
スポーツ報知