ドジャースに待ち構える大谷翔平らへの“後払い”1400億円 スネル獲得でまた増額…番記者伝える

大谷翔平

 前例なきドジャースの“後払い契約”について27日(日本時間28日)、地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」で番記者を務めるB・プランケット氏が自身のXで「彼らはただ大金を使うのではなく、創造的に使う」と言及した。

 前日26日(同27日)には2度のサイ・ヤング賞左腕のB・スネル投手=ジャイアンツFA=と5年総額1億8200万ドル(約276億6000万円)で合意。契約金が5200万ドル(約79億円)、総額の約3分の1に相当する6200万ドル(約94億2000万円)が後払いと現地では報道されている。

 ドジャースは昨オフ、エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手(30)とスポーツ界世界最高となる10年総額7億ドル(約1022億円=当時のレート)で契約したが、ぜいたく税対策として、24年からの10年間は1年200万ドル(約2億9000万円=同)しか受け取らず、34年からの10年間で残りの6億8000万ドル(約992億円=同)が支払われるという極めて異例の後払い契約を結んでいた。

 近年、ドジャースはフリーマン、ベッツらとも同様の後払い契約を交わしており、ブランケット記者のXによると、28年からの17年間で日本円にして約1398億円が後払いされる。スネルの契約の詳細は不明だが、さらに膨らむことは間違いない。同記者が投稿した28~44年の支払い一覧は以下の通り。

28年 800万ドル=約12億1000万円(フリーマン)

29年 800万ドル=約12億1000万円(フリーマン)

30年 885万ドル=約13億4000万円(フリーマン、T・ヘルナンデス)

31年 885万ドル=約13億4000万円(フリーマン、T・ヘルナンデス)

32年 885万ドル=約13億4000万円(フリーマン、T・ヘルナンデス)

33年 1685万ドル=約25億5000万円(ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデス)

34年 8985万ドル=約136億円(大谷、ベッツ、フリーマン、スミス、T・ヘルナンデス)

35年 8985万ドル=約136億円

36年 8685万ドル=約131億5000万円

37年 8685万ドル=約131億5000万円

38年 8685万ドル=約131億5000万円

39年 8685万ドル=約131億5000万円

40年 8600万ドル=約130億2000万円(大谷、フリーマン、ベッツ、スミス)

41年 8100万ドル=約122億6000万円(大谷、ベッツ、スミス)

42年 8100万ドル=約122億6000万円

43年 8100万ドル=約122億6000万円

44年 800万ドル=12億1000万円(ベッツ)

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