【日本ハム】今川優馬が250万円減でサイン…体重増とスピードアップの両立へ…オフのテーマは“化ける”
日本ハムの今川優馬外野手(27)が27日、来季の巻き返しへ“大化け”を誓った。エスコンで契約更改を行い250万円減の1550万円でサイン。今季、わずか6試合の出場に終わった右の長距離砲は、オフのテーマを“化ける”に設定し、体重増とスピードアップの両立に手応えを示した。
同じシーズンは二度と過ごさない。計4安打に終わった今季を「自分の実力不足を感じましたし、悔しいの一言に尽きる」と振り返った今川。来季へ向けては「“化ける”をテーマに掲げている。大きく印象を変えないと」と強い危機感を明かした。
今年は2軍生活の中で、トレーニングに注力。胸囲は10センチ大きくなるなど筋量が増えた。オフに入って5キロ増量したが「体重が増えてもスプリントのタイムが少し速くなってきてる。トレーニングと増量のバランスをうまくできたのが、1つの成果」とうなずいた。
パワーアップしたことで「7、8割でも同じぐらいの打球速度が出る」と、再現性の高いスイングにも手応え。「北海道が日本一になるところを、僕もその輪にいられるように、大きく化けてレギュラーをつかみ取りたい」。チーム愛にあふれる道産子が、進化した姿で日本一への大きな戦力になる。
(山口 泰史)
〇…遠藤は初の契約更改に臨み現状維持の1100万円でサイン。1年目の今季、1軍出場は2試合だったが「1軍の舞台も経験できて、ああいう緊張感のある中で野球がしたいと強く思うことができた。もっと野球がうまくなりたいと、向上心が芽生えたいい1年だった」と前向きに捉えた。オフはフィジカルの強化と柔軟性がテーマ。「1軍の舞台に定着して、試合に出続けられるようにやっていきたい」と来季の目標を語っていた。
11/28 08:02
スポーツ報知