【西武】岸潤一郎が2400万円でサイン 「姿で引っ張っていけるような選手に」

契約更改を終えた西武・岸潤一郎外野手(カメラ・大中 彩未)

 西武・岸潤一郎外野手が4日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改に臨み、750万円増の年俸2400万円(金額は推定)でサインした。

 プロ5年目の今季は98試合に出場し62安打6本塁打、打率2割1分6厘の成績で一時は4番も務め、「全体的にはまだまだだけど、ほぼほぼ年間を通じて1軍にいられたのは良かった」と一定の手応えを得た。

 今オフはチームトップ級の練習量を誇る育成捕手・是沢涼輔と所沢で自主トレ予定。技術面では岸が師匠となるが、「自分はオフに上げていけるタイプじゃない。是沢は練習量が多く、量やメニューの組み方は理想的だなと思ってる」と声をかけた。

 西口監督は外野のレギュラー白紙を明言しており、さらにドラフト2位の大商大・渡部聖らの加入で来季の外野ポジション争いはますます激しくなることが見込まれる。「長打力もあってこそだが数字を求めていかないといけない。率を意識しながら、外野では年長の方になってくるのでもっと姿で引っ張っていけるような選手になりたい」と力を込めた。

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