巨人・佐々木俊輔のちょっと変わった野望 ライバルはドラ2・浦田&ドラ5・宮原?
巨人の佐々木俊輔外野手(25)が22日、丸イズムでの増量プランを明かし、中堅を争うライバルに挑戦状をたたき付けた。1年目の今季は「1番・中堅」で開幕戦スタメンをつかむも結果を残せず、シーズン中盤からは途中加入のヘルナンデスが中堅に定着。雪辱を期す2年目へ「開幕1軍で最初出ていたのを奪われているので。取り返すじゃないけど、あそこで活躍してこそ巨人の一員だと思う。もう1回『1番・センター』にこだわってやっていきたい」と覚悟を口にした。
先輩の金言を生かす。今オフ、G球場で自主練習中に丸から若手時代のオフの過ごし方を聞いた。「体重がマックスの時にも盗塁王も取れたし、しっかりと筋トレで筋肉を付ければ動けないことはない。(体重は)最低でも身長マイナス90ぐらいは欲しいよね、と」。身長174センチの佐々木は現在80キロ前後で、来春キャンプまでに85キロへの増量を目標に定めた。「丸さんはプロテインを1日8回飲んだ時もあったと聞いた。食事量を食べること、トレーニングでは重さにも質にもこだわってやっていきたい」とプランを練っている。
この日は母校・日野市立第四小学校を訪問し、白衣姿で児童に給食を配膳するなど交流を楽しんだ。来季はドラフト2位・浦田俊輔と同5位・宮原駿介が加入し、巨人の“シュンスケ”は3人になる。「負けないように。『シュンスケと言ったら佐々木』と言ってもらえるように」。強さと速さを兼ね備えた肉体を作り上げ、つかみきれなかったレギュラーの座を奪いにいく。(小島 和之)
11/23 05:45
スポーツ報知