【神宮大会】ドラフト指名6人の富士大が敗退 オリックス・ドラ1麦谷祐介は4の0も全力プレー
◆第55回明治神宮野球大会第3日▽大学の部・2回戦 富士大0―3創価大(22日・神宮)
ドラフト会議で育成2人を含む6人の選手が指名されたスター軍団が創価大に敗れた。オリックス・ドラフト1位の麦谷祐介(4年)は4打数無安打に終わり「何もできなかった」と唇をかんだ。
ドラフト会議で大学における同一チームからの6人指名は史上最多だった。「注目度は絶対高いと思っていたけど、あくまで学生野球。そういう気持ちは捨てていこうと。学生らしくやろう」と第二打席の二飛の際には全力疾走。「僕みたいになりたいという後輩も多いと聞くことがある。そういう姿は大事だし、プロに入ってもやっていきたい」と最後まで全力プレーで戦った。
いよいよプロの世界に飛び込む。「プロは毎日試合があって、その結果にも一喜一憂せずにやるのが結果が出る選手だと思う。一喜一憂せずに、チームやファンの皆さんに『オリックスに来てよかった』と言ってもらえるような選手になりたい」。悔しさを胸に、これからも全力でプレーする。
11/22 21:46
スポーツ報知