【中日】松木平優太が630万アップの1050万円でサイン 開幕ローテ入りへ「金丸くんや吉田くんに勝っていけるように」

中日・松木平

 中日の松木平優太投手が21日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、630万円アップの年俸1050万円でサイン(金額は推定)した。

 精華高から20年の育成ドラフト3位で入団。今年7月に支配下をつかんだ今季は、7月31日のヤクルト戦(バンテリンドーム)で初勝利を挙げた。2勝4敗、防御率3・70と充実したシーズンを過ごした右腕は「1年間やってきた自負がある。来年は(ドラフト1位の関大)金丸くんや(同2位の西濃運輸)吉田くんのすばらしい投手が入ってくる。(開幕ローテ争いで)勝っていけるようにしたい」と決意。金丸ら同級生の加入に闘志を燃やし、来季を見据えた。

 同級生で仲のいい中日・高橋宏斗投手は侍ジャパンの一員として15日に行われたラグザス presents 第3回WBSCプレミア12の韓国戦(台北ドーム)に先発し、4回2失点。翌16日には、約20分ほどのビデオ通話で言葉を交わした。「あの宏斗が『すごく力んだ』って言っていて。精神的にも日本を背負って戦うのはすごいことだと思ったけど、自分もああいう大きな舞台で投げたいって思いにもなったし、すごいだけじゃ終われない」と、仲間の雄姿に刺激を受けた。

 今年のオフは昨年に続いて柳のもとで自主トレを行う予定。「コントロールや球の質をレベルアップできるように聞いてやっていきたい。今年の成績を上回るためにも、地に足をつけてやっていきたい」と意気込んだ。

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