【中日】田中幹也が1195万アップの1850万円でサイン オフは広島・菊池に弟子入り「1つでも盗んで聞いて、学びたい」

契約更改交渉に臨み、会見を行う中日・田中幹也

 中日の田中幹也内野手が21日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、1195万円アップの年俸1850万円でサイン(金額は推定)した。

 1年目の昨季は、開幕前に右肩を脱臼した影響で「右肩鏡視下バンカート修復術」を受けて、1軍出場はなかった。だが、2年目の今季は「2番・二塁」で開幕スタメンを摑み、プロ初出場初安打を記録した。広い守備範囲を誇り、“忍者”と称される高い守備力を武器に、112試合に出場して打率2割2分4厘、2本塁打、5盗塁をマーク。「(球団には)守備を評価してもらえたけど、バッティングがダメだったので、オフに振り込みたい。来年が勝負になると思うので、食らいついて頑張っていきたい」と意気込んだ。

 走攻守すべてのレベルアップを目指し、来年1月は広島・菊池に弟子入り予定。2016年に最多安打に輝き、ゴールデン・グラブ賞10度の経験を持つ菊池から技を盗み、飛躍へつなげる。「今年は送球のミスが目立ったので、コツや基本的な部分を聞けたら。1つでも盗んで聞いて、学びたい」と、レギュラー獲得を目指す3年目へ、実りあるオフを過ごす。

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