巨人移籍の石川達也、ひげそってG球場初練習「岡本さんや菅野さんと会ってあらためて、ジャイアンツに入ったんだなと思いました」

室内練習場のブルペンで投球練習する石川(カメラ・相川 和寛)

 DeNAを戦力外になり巨人と支配下契約を締結した石川達也投手(26)が18日、初めてG球場で練習を行った。2年ぶりにひげをそり「心機一転でいいと思います」と新たな場所で飛躍を誓った。

 気合を入れ直した。巨人入団に際して伸ばしていたひげを2年ぶりにそった左腕。鏡を見て「若いなって思いました」と笑ったが、新たな気持ちで臨む。この日は初めてG球場で練習を開始し「施設の中も迷路みたいで、最初は迷子になりそうでした」と戸惑いもあったが、法大の1学年後輩の岡田とキャッチボール。さらに、ブルペンでも捕手を立たせて投球を行うなど汗を流した。

 G球場内では菅野や岡本和らと遭遇し、あいさつを交わしたという。ダイナミックなフォームから直球やチェンジアップなどが武器の左腕は「岡本(和)さんに『チェンジアップの…』って感じで声をかけてもらって、対戦もあったので覚えていただいていて、ちょっとうれしかったです」とニッコリ。「こうやって岡本(和)さんや菅野さんと会ってあらためて、ジャイアンツに入ったんだなと思いました」。さわやかな笑みを浮かべながら、左腕に力を込めた。(水上 智恵)

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