【巨人】門脇誠が丸佳浩と合同打撃練習「いい時間になっている」不動の定位置奪取へ貪欲に吸収

意見交換しながら打撃練習する門脇誠(左)と丸佳浩(カメラ・宮崎 亮太)

 巨人の門脇誠内野手が16日、ジャイアンツ球場で丸佳浩外野手と合同で練習を行った。

 充実の時を過ごした。G球場の室内練習場で丸と打撃練習。門脇は自身の感覚や疑問点を伝え、時に丸から助言をもらいながらバットを振った。「去年や今年の打撃スタイルの話をして、待ち方や狙い方、フォームの話もいろいろしました。これだけちゃんと話せるのはシーズンオフにしかできないことだと思うので、いい時間になっている」と振り返った。

 2年目の今季は序盤に打撃不振を経験するなど、129試合出場で打率2割4分3厘、0本塁打。出塁率も3割1分9厘と苦しんだ。現状を打破するために、今オフは丸と一緒に打撃練習する日を設ける。「自分はボール球をよく振っている。試合でずっと丸さんの打撃を見ていて、この球を振らないのかとか、自分が打席に立っていたらこれは振るなと思うシーンが多い」。百戦錬磨の背番号8の打撃技術と卓越した選球眼を吸収していく。

 同じチームだからこその利点もある。「自主トレだけ違う人とやって、シーズン入ったら結局自分だけよりも、1年間一緒にやれる、見ていただける人がいいと思っていた。丸さんだったらシーズン中も困ったら話せる」と声を弾ませた。

 今後も不定期で丸との合同練習を行う予定。不動の定位置奪取へ門脇が貪欲にオフを過ごしている。

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