巨人・阿部監督「2位でいいショート入ってきたよ」秋季練習中に選手に声かけ刺激 来季のショート争いは超激戦
巨人のドラフト2位・浦田俊輔内野手(22)=九産大=が18日、球界を代表する遊撃手への飛躍を誓った。福岡市内のホテルで契約金7000万円、年俸1200万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結び「ショートという守備位置では誰にも負けたくない」と宣言。本職一本で勝負する意欲を示し門脇、泉口、中山らに挑戦する。背番号は参考にしている小坂誠や松井稼頭央、浅村栄斗らが背負ってきた「32」に決定。名ショートの系譜を歩んでいく。
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来季の巨人の遊撃争いは大激戦が予想される。今季のショート先発は門脇が95試合、泉口が43試合、モンテスが4試合、中山が1試合。昨秋の時点で阿部監督がレギュラーと明言し、背番号「35」から「5」に変更した2年目の門脇がシーズン前半は打率1割台と苦しんだ。終盤に巻き返して最終的には同2割4分3厘まで上げたが、定位置は保証されていない状況だ。
若手主体のG球場での秋季練習。阿部監督は内野をどこでも守れる湯浅に「2位でいいショート入ってきたよ」と声をかけて刺激を与えていたという。シーズン終盤に打撃で成長を示した中山もショートの候補に挙げて競争を求めていた。門脇、泉口、中山らに浦田が挑む遊撃バトル。即戦力ルーキーの加入で新風が吹きそうだ。(巨人担当キャップ・片岡 優帆)
11/19 05:10
スポーツ報知