【中日】細川成也が一塁に再挑戦「ファーストも守れたら、自分の幅が広がる」 8日のミーティングで井上新監督から提案

一塁の守備練習に励む細川(左=カメラ・森下 知玲)

 中日・細川成也外野手(26)が一塁に再挑戦することが10日、分かった。沖縄・北谷での秋季キャンプで内野ノックに参加。「ファーストも守れたら、自分の幅が広がる」と意欲的な姿勢を見せた。

 沖縄入りした8日夜、ミーティングで、井上新監督から提案を受けた。指揮官は「いろんな起用が考えられる。打線の厚みがないって時や、内野が不調ってこともある」と意図を説明。今季は中田が一塁でチーム最多の51試合に出場したが、来季36歳の年齢を考慮すると、フル稼働は難しい。細川が一塁もできれば、鵜飼、ブライトら若手外野手の出場機会も増えそうだ。

 今季はDHでの2試合を除けば、全て外野での出場となったが、昨季は一塁手として26試合に先発した。この日も特守に参加したように、内野ノックで足腰を鍛えることで、2年連続20本塁打以上の打撃にも磨きがかかりそうだ。悲鳴を上げながら、白球を追いかけた主砲が、9年目へさらなる進化を目指す。(森下 知玲)

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