上重聡アナがPL学園OBとして「マスターズ甲子園2024」に登板 打者4人を完全に抑え勝利導いた
◆マスターズ甲子園▽2日目(10日・甲子園)PL学園OB9―8鳴門渦潮OB
元高校球児による「マスターズ甲子園2024」にPL学園OBが登場し、鳴門渦潮OBを9―8(大会規定により7回打ち切り)で破って5年ぶりに聖地で白星を挙げた。98年にエースとして春夏の甲子園に出場したフリーアナウンサー・上重聡氏(44)は、2度登板。7回には120キロを計測するなど、打者4人に完全投球を見せた。
夏は準々決勝で、横浜の松坂大輔と延長17回の死闘を繰り広げた上重アナ。「正直、あの記憶のままでいたい思いがあって甲子園から遠ざかっていた」が、40歳を過ぎて思いが変化したという。26年ぶりに戻った聖地は「すごい幸せ。もう一回、青春が来た感じがした」と、特別な時間を存分に味わった。
休部中の野球部については「(夏の)予選の時期に母校の勝ったも負けたもないのはつらい」と、率直な思いを吐露。「今日の試合を見て、PLに憧れて野球をしたい子が一人でもいてくれたらうれしい。また挑戦したい」と、今後の出場へ意欲を示した。
11/11 05:00
スポーツ報知