PL学園OBの上重聡アナ、甲子園で打者4人完全投球! 松坂大輔氏と投げ合った伝説の延長17回以来の聖地で120キロ

マスターズ甲子園で登板したPL学園OBの上重聡アナウンサー(カメラ・瀬川 楓花)

◆マスターズ甲子園 ▽2日目(10日、甲子園)PL学園OB9―8鳴門渦潮OB

 元高校球児による「マスターズ甲子園2024」2日目は、第1試合にPL学園OBが登場した。9―3の3回には、フリーの上重聡アナウンサーが登板し、先頭を2球目で投飛に打ち取り交代。9―8の7回に再び登板すると、先頭に120キロをマークするなど左飛に仕留め、その後も三ゴロ、二直で三者凡退に抑えた。

 上重アナは、1998年にPL学園のエースとして春夏の甲子園に出場。夏は準々決勝で、横浜の松坂大輔氏と延長17回の死闘を繰り広げた。「正直、あの記憶のままでいたいなっていう思いがあって甲子園から遠ざかっていたんですけど」と上重アナ。40歳を過ぎて、その思いに変化があったと言い、「26年ぶりに甲子園のマウンドから見た景色をもう一度見たいと思いまして、今日投げられて幸せででした」と振り返った。

 試合は2回に鳴門渦潮OBが3点を先取。直後の攻撃でPL学園が9得点と一気に逆転した。4、5回に鳴門渦潮が計5得点と反撃し1点差としたが、PL学園が逃げきった。

ジャンルで探す