清原和博さんが長男・正吾の大学野球“完走”にコメント「つらいこと、苦しいことがたくさんあった中、よくここまで頑張った」

スタンドで見守る清原和博氏

◆東京六大学野球秋季リーグ戦最終週第2日 ▽慶大2―1早大(10日・神宮)

 早慶戦は慶大が連勝。4番の清原正吾一塁手(4年)は大学野球の最終戦を白星で飾り、「勝てば優勝」の早大Vを阻止。試合後は大粒の涙を流して父・和博さん(57)ら家族やチームメートへの感謝を口にした。

 和博さんはこの日もネット裏で、愛息の奮闘を見守った。「息子はつらいこと、苦しいことがたくさんあった中、よくここまで頑張ったと思います。伝統ある早慶戦では、両チームの魂こもった闘う姿に、胸を熱くし、自分の経験しなかった大学野球がこんなにも感動するとは思いませんでした」とのコメントを寄せた。

 ◆清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年8月23日、東京都渋谷区生まれ。22歳。慶応幼稚舎(小学校)3年から「オール麻布」で野球を始め、慶応普通部(中学)でバレーボール部、慶応高でアメフト部。慶大で野球に再チャレンジ。2年秋にリーグ戦デビュー。4年春から4番を担う。今春のリーグ戦で一塁手のベストナイン。186センチ、90キロ。右投右打。

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