アストロズGMがFAとなっている菊池雄星投手との再契約交渉開始を明かす
アストロズのダナ・ブラウンGMが、GM会議2日目の5日(日本時間6日)、開催地の米テキサス州サンアントニオの会場ホテルで、FAとなった菊池雄星投手との再契約交渉を始めたことを明かした。「我々は彼に戻ってきて欲しいと強く願っている。彼が我々と過ごした時間(2か月)、彼は素晴らしかった。彼はアストロズで、生産性の高いパフォーマンスを出し、ヒューストンのことも気に入ってくれたと思っている。スコット(ボラス代理人)とは何度か会話を持った」と語った。
また、菊池本人ともワイルドカードシリーズ敗退後に話をしたとブラウンGM。「まず彼に(労いの)ハグをして、我々の意向をしっかり伝えた」とラブコールを送ったという。
アストロズは、今季ア・リーグ西地区を4年連続して制覇したが、ワイルドカードシリーズ(3試合制)でタイガースに連敗。第3戦先発予定だった菊池の登板機会なく、シーズンを終えた。菊池はトレード期限の7月末に、ブルージェイズからアストロズにトレードされ、新天地で5勝1敗。菊池が投げた10試合でチームが9勝するなど、地区優勝に貢献。メジャー6年目を終え、自身3度目のFA選手となった。3日はXのアカウントを更新し、日本に帰国したことをファンに報告した。
アストロズ先発陣は、菊池の他にバーランダー、ウルキーディがFAとなった。今季5勝に終わったバーランダーは来季42歳。ウルキーディは7月にトミー・ジョン手術を受け、復帰が再来年とみられ、菊池との再契約は、アストロズの今オフの優先事項のひとつとなっている。
11/06 08:34
スポーツ報知