【日本ハム】ドラフト2位の198センチ左腕・藤田琉生はマイペース貫く「自分を目標に」
日本ハムからドラフト2位指名を受けた長身左腕の東海大相模・藤田琉生投手(17)が5日、神奈川・相模原市内の同校で指名あいさつを受け、唯一無二の投手になると宣言。「198センチという身長を生かしたい。自分を目標にして、どの選手よりも上に行きたい」と信念を語った。
訪れた大渕隆スカウト部長も「ベンチで1人でいることが多かった。印象通り。投手は普段からそういう態度があることが大事」と性格を評価。「どんなことがあってもQSを切れる、彼に任せておけばゲームを作れるような信頼される投手に(なってほしい)」。先発として期待をかける。
両親は元バレーボール選手で父・佳典さんは185センチ、母・賢枝さんは183センチと高身長。今春、二段モーションにしたことが功を奏し、投球の安定感が格段にアップ。一躍プロ注目の存在となった。最速150キロの直球が武器で、フィールディングにも優れ、今夏の甲子園ではベスト8。U18日本代表にも選ばれた。
「将来的に機会があれば行きたい」とメジャー志向も口にしたが、「まずは1軍で活躍して、北海道日本ハムファイターズさんに貢献したい」と藤田。ルーキーイヤーに向けて「焦らずに。まずはついていくことが目標」とマイペースを貫き、ステップアップする。
11/05 19:57
スポーツ報知