原辰徳氏が関東地区大学選手権で始球式…巨人ドラフト3位の上武大・荒巻悠には「いい面構えしている」

始球式を務めた原辰徳氏(カメラ・清水 武)

 第20回関東地区大学選手権が4日、横浜スタジアムで開幕。第1試合の新潟医療福祉大―中央学院大に先だって、巨人軍前監督で、オーナー付特別顧問の原辰徳氏(66)が始球式を行った。

 スーツ姿でマウンドに上がった原氏。上位2チームに明治神宮野球大会出場権が与えられる今大会。まずはマイクで「力試し、度胸試し、全力で戦ってください。若い、可能性をうんと秘めた(選手たち)、平等に与えられている時間、未来を正しく使って、大きな夢に向かって戦ってください。健闘を祈ります」とエールを送った。その後、「よいしょ!」のかけ声と共にど真ん中にストライクを投げ込んだ。

 開会式前には、巨人からドラフト3位指名を受けた上武大・荒巻悠内野手(22)があいさつに訪れた。「いい体してるね。いい面構えしてる」と、初めて目の当たりにした184センチ、93キロの雄大な体格を誇る左のスラッガーに期待感も高まった。荒巻についての評判も耳に届いており「大型(のスラッガー)だっていう話を聞いてね。1位の高校生も大型なんだってね」。ドラ1の花咲徳栄・石塚裕惺内野手(18)とともに、将来の巨人を担う大砲として大成することを願った。

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