侍ジャパン「7&8回の男」に楽天・藤平尚真&中日・清水達也が名乗り 巨人・大勢に「しっかりつなげれば勝てる」

投内連係に臨む藤平尚真(カメラ・渡辺 了文)

 侍ジャパン・藤平尚真投手(26)、清水達也投手(25)が3日、守護神につなぐ「7&8回の男」に名乗りを上げた。救援では大勢の11.85に次いで侍2位の奪三振率11.27を誇る藤平は「僕らがしっかり大勢につなげれば勝てる」と、勝利へのイメージを膨らませた。

 一方、この日25歳の誕生日を迎えた清水はブルペン入りし、25球を投げ込んだ。中日でも8回を任され、自己最多36ホールドをマークした右腕は「僕らは大勢にちゃんとリードした状態でいいバトンを渡せるように頑張りたい」と力を込めた。

 両投手に加えて、150キロ台中盤の直球を持つ左キラーの鈴木翔、特殊な軌道を描くスライダーを用いる鈴木昭の「鈴木コンビ」も“日替わり”で勝利の方程式に入る可能性が高い。合言葉は「大勢につなげ」。ブルペンが一丸となって各自の仕事を遂行する。(長井 毅)

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