東西名門対決はドジャース4勝1敗で決着…大谷翔平はシリーズ計2安打、ジャッジは待望一発も失意の結末
◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース6―7ドジャース(30日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日)、ワールドシリーズ第5戦の敵地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、ドジャースは4勝1敗でヤンキースを破り、20年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。大谷はメジャー7年目で初めて出場したポストシーズンで一気に頂点まで駆け上がり、山本由伸投手(26)は、メジャー1年目にして歓喜の瞬間を迎えた。
43年ぶりだったドジャースとヤンキースの名門対決。戦前の予想で前評判は五分五分だったが、4勝1敗でドジャースが制するという決着になった。ヤンキースは接戦での苦戦が続いて松井秀喜氏がワールドシリーズMVPに輝いた09年以来15年ぶりの世界一を逃した。
さらに、ワールドシリーズ史上初の50本塁打以上対決となった大谷VSジャッジだったが、まさかのそろって大不振となった。第1戦目にともに1安打を放ったが、大谷は第2戦で左肩を負傷。シリーズを通じてわずか2安打に終わった。
ポストシーズンに入って調子の上がらなかったジャッジは、この日の第5戦で待望の本塁打を放ちヤンキースタジアムを沸かせた。逆転された直後の8回1死では二塁打を放ち反撃をお膳立てしたが、後続が倒れ、失意の結末を迎えた。
10/31 12:59
スポーツ報知