【DeNA】手負いのエース東克樹が熱投…左太もも裏肉離れから復帰戦で7回10安打1失点

7回2死一塁、栗原陵矢を二ゴロに打ち取りガッツポーズをみせる東克樹(カメラ・岩田 大補)

◆SMBC日本シリーズ2024第3戦 ソフトバンク―DeNA(29日・みずほペイペイドーム福岡)

 DeNAの東克樹投手が、7回10安打を許しながら1失点にまとめた。阪神とのCS第1ステージで左太もも裏を肉離れ。復帰戦となった日本シリーズで強力ソフトバンク打線を封じた。

 三浦監督が「ベストかベストじゃないかと言えばベストじゃない」と明かすように、回復途上の状態ながら最少失点で踏ん張った。初回に味方の守備のミスもあって1点を失ったものの、2回以降は粘りに粘った。相手打線は5番にDHで近藤が入り第1、2戦よりも厚みを増したが、制球力と緩急、気迫でゲームメイクした。

 前日28日の練習では「流れを変えられるような投球を心がけたい」と話していた左腕エース。有言実行の105球でチームを鼓舞した。

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