【ソフトバンク】パ王者勢い止まらず山川穂高に一発も飛び出し連勝 日本S史上最長14連勝達成

1回2死一塁、山川穂高が左翼へ2ランを放ち、どすこいポーズ(カメラ・朝田 秀司)

◆SMBC日本シリーズ2024第2戦 DeNA3―6ソフトバンク(27日・横浜)

 ソフトバンクが連勝し、2018年の第3戦から続く日本シリーズ(S)の連勝記録を14に更新した。

 先発のマウンドには、日本S15登板目にして初先発のモイネロが上がった。初回からテンポ良く力強い球を投げ込み、4回終了時点では横浜打線を1安打に抑え込んだ。5回1死走者なしでは8番・森敬の放ったライナーが左腰に直撃し、その後4連打で2点を返されたが、6回2/3を3失点と粘投。今季先発転向1年目で防御率1・88を記録し、最優秀防御率を受賞した力を発揮し、試合をつくった。

 打線は初回、2死1塁で山川が左翼スタンドへ2点本塁打を放った。公式戦の横浜スタジアムでは、18年6月7日のDeNA戦以来、日本シリーズでは自身初となる一発で先制。3回には1死満塁で牧原大が右前2点打、続く1死二、三塁からは甲斐が右犠飛を放ち、3点を追加。4回にも1死二塁から山川が左前適時打でこの日3打点目を挙げて突き放した。

 継投は尾形からヘルナンデス、オスナの勝ちパターンへ2試合連続の継投。3点リードを守り切り、連勝した。

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