【ソフトバンク】モイネロ、7回途中2失点で降板 4点差を守るべく2番手には尾形崇斗がマウンドへ

7回2死一、二塁の場面で交代のモイネロを労う小久保裕紀監督(右)(カメラ・今成 良輔)

◆SMBC日本シリーズ2024第2戦 DeNA―ソフトバンク(27日・横浜)

 ソフトバンクの先発・モイネロ投手が6回2/3を投げ、2失点でマウンドを中継ぎ陣に託した。

 日本シリーズ15試合目の登板にして初先発のマウンドに上がったモイネロは、力強い直球を軸に4回1死で牧に中前打を許すまでは無安打投球を続けていた。5回1死走者なしで8番・森敬の放ったライナーが左腰に直撃し、その後4連打で2点を返される場面もあったが、粘投を見せた。今季先発転向1年目で防御率1・88を記録し、最優秀防御率を受賞した力を発揮し、試合をつくった。

 打席でも、2回1死一塁で登録上の左投左打とは逆の右打席に立ち、一塁側へ犠打を決めるなど活躍を見せた。

 7回2死から桑原、梶原に連打を浴び一、二塁としたところで2番手・尾形にバトンタッチ。先発の役割を全うした左腕は、左翼席の鷹党から温かい拍手を受けてベンチへ戻った。

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