【DeNA】先発・大貫、山川に初回先制2ランを被弾 打たれた瞬間に天を仰ぐ

1回2死一塁、山川穂高に左越え2ラン本塁打を打たれた大貫晋一(カメラ・上村 尚平)

◆SMBC日本シリーズ2024 第2戦 DeNA―ソフトバンク(27日・横浜)

 初戦を落としたDeNAは、第2戦の先発を託された大貫晋一投手が、初回、4番・山川に2ランを浴び、先制を許した。

 初回2死一塁で迎えた4番・山川との勝負。甘く入った119キロのカーブを捉えられると、打たれた瞬間に大貫はマウンド上で天を仰いだ。高々と舞い上がった打球は、そのままスタンド最前列に飛び込んだ。

 この日のスタメンは、前日に左足甲に自打球を当てていた首位打者のオースティンが欠場。代わりに、「4番・左翼」には筒香が入った。

 DeNAは今季3位でリーグを終えたが、2位・阪神とのCS第1ステージをストレートで突破すると、1位・巨人とのCS最終ステージは6戦中4試合が1点差の接戦を制し、7年ぶりに日本シリーズに進出した。くしくも7年前と同じソフトバンクとのカード。雪辱を期すチームは球団史上3度目、DeNAとしては初となる日本一を狙う。

 初戦はソフトバンク先発有原の前に7回4安打無得点と消沈。5点差で迎えた9回にようやく打線がつながり、オスナから3点を奪い返したが、あと一歩及ばずに初戦を落とした。翌28日は移動日で、29日の第3~5戦は場所を福岡に移す。

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