ワールドシリーズでの逆転サヨナラ弾は史上3度目 ドジャースではギブソンの「伝説の一打」以来

◆米大リーグ ワールドシリーズ第1戦 ドジャース6×―3ヤンキース=延長10回=(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、ワールドシリーズ第1戦の本拠地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、5打数1安打で、チームは延長10回に劇的なサヨナラ勝ちで、第1戦を制した。1点を追う延長10回2死満塁でフリーマンが右翼席へ逆転のサヨナラ満塁本塁打を放った。

 ワールドシリーズでの逆転サヨナラ本塁打は史上3度目。93年のブルージェイズのJ・カーター以来、31年ぶり。

 史上初の逆転サヨナラ本塁打は1988年、ドジャースのK・ギブソンの代打逆転2ラン。足を痛めていた主砲ギブソンが代打で登場しての一振り。足を引きずりながら、ガッツポーズを繰り返し、ダイヤモンドを一周する、伝説的な一発以来。ドジャースタジアムで“伝説”に次ぐ新たな劇的逆転サヨナラ弾が生まれた。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス氏のX(旧ツイッター)によると、逆転サヨナラグランドスラムはワールドシリーズ史上初。ポストシーズンを通じても2011年のア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦以来2度目だった。

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