大谷翔平が“異例”の屋外野手練習 「特別な試合」ヤンキースとのWS前日に世界一祈願の4本ダッシュ

ベースランニングを行った大谷(カメラ・中村 晃大)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、ドジャースタジアムでワールドシリーズ(WS)開幕前日の「メディアデー」に出席。大量の日米報道陣に囲まれ、取材対応した。

 その後はヤンキース、ドジャースの順でグラウンドで全体練習が行われた。普段は投手としてのキャッチボール以外は室内で調整することが多い大谷だが、珍しく屋外でダッシュを敢行した。一塁から二塁、二塁から三塁を回る軽めのベースランニングの後、4戦先勝のWS勝利を祈願するかのように、右翼ポール際からセンター付近まで4本。「なるべく冷静に自分のプレーをできるように」と話していたが、「特別な試合だと思いますし、僕自身初めてなので」と気合を入れていた。“異例”の行動は気持ちの高ぶりから来るものだろう。

 今回のWSは43年ぶりとなるドジャースヤンキースの“東西名門対決”で、両リーグの本塁打王、MVP候補の大谷、ジャッジの直接対決でもある。開幕を目前に、現地でも大きな注目を集めている。

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