山本由伸がWS第2戦に先発…日本人3人目 ドジャース第1戦はフラーティ 43年ぶりにヤンキースと頂上決戦

オンライン会見を行うロバーツ監督

 ドジャース・山本由伸投手(26)が25日(日本時間26日)からヤンキースと対戦するワールドシリーズ(WS)で、26日(同27日)の第2戦に先発することが22日(同23日)、明らかになった。オンライン会見でロバーツ監督が明かした。

 日本人投手がWSで先発するのは07年の松坂大輔(Rソックス)、17年のダルビッシュ有ドジャース)に次いで3人目で、2戦目以内に先発するのは初めて。ド軍はJ・フラーティ投手を第1戦で先発起用し、ヤンキースのG・コール投手との投げ合いが決定。ヤ軍の第2戦先発は今季16勝の左腕・ロドンが有力だ。

 山本はこれまで通り中5日以上を空けて第6戦に先発することも予想される。メジャー1年目の今季は6月7日(同8日)に敵地でヤンキースと対戦し、7回2安打無失点と快投。今季最速98・4マイル(約158・4キロ)を計測するなど、ヤンキース相手にいいイメージが残っているはずだ。

 メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは第4戦に先発し、5回途中4安打2失点でチームの勝利に貢献した。ここまでポストシーズンは3試合で1勝0敗、防御率5・11。43年ぶりの“東西名門対決”となるWSに向けては「また気を引き締めてあと4つ勝てるように、とにかく全力で、少しでも多くチームに貢献できるように頑張ります」と話していた。

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