8月に中継ぎから先発へ転向、フェニックス登板の巨人20歳が2ラン被弾も「すごくいい感じ」と手応え

フェニックス・リーグの阪神戦に先発した巨人・京本

◆みやざきフェニックス・リーグ 阪神4―0巨人(20日・アイビー)

 巨人の京本真投手(20)が20日、みやざきフェニックス・リーグの阪神戦(アイビー)に先発。最速152キロで5回2安打2失点と試合をつくった。4回までは完全投球も5回先頭の井上に右前へ初安打。続く同学年の前川に右翼への2ランを被弾し、「いい打者に対しての警戒心が薄れていた。完璧な投球の中での一発をどれだけ減らせるか、といういい勉強になった」と前向きに受け止めた。

 8月下旬に中継ぎから先発に転向。現在は得意球のチェンジアップに続く武器を磨くため、フォークやカットボール、ツーシームなどの精度向上を目指しており「すごくいい感じ」と手応えがにじむ。チームでは、菅野が海外FA権を行使してのメジャー挑戦の意向を表明。チャンスを狙う若武者は、「来年は先発ローテの枠を狙うというか取る。オープン戦で100%に持っていけるように、気負わずフレッシュにやっていきたい」と目をぎらつかせた。(小島 和之)

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