【巨人】3軍戦防御率「0・19」の育成5位右腕がフェニックスL初登板「いい経験だった」

フェニックス・リーグの阪神戦に登板した巨人・園田(カメラ・小島 和之)

◆みやざきフェニックス・リーグ 阪神4―0巨人(20日・アイビー)

 巨人の育成ドラフト5位右腕・園田純規投手が、阪神戦でみやざきフェニックス・リーグ初登板に臨み、3回4安打1失点だった。

 2点を追う6回から2番手で登板。2死から小幡にカーブを捉えられて右越えソロを被弾したが、7回は1死一、二塁のピンチを一ゴロ併殺で、8回は先頭の栄枝に左前安打を浴びながら無失点でしのいだ。「フォークを低めに投げることを課題にやっていたけど、失投はほぼなかった。空振りも取れていたし、ゴロを打たせるのにも有効だったので、そこに関してはよかった」と振り返った。

 高卒1年目ながら、今季は3軍の先発ローテを担い、19登板で4勝、防御率0・19をマークした有望株。今季1軍でプレーした前川や井上らとも対戦し、「3軍だとちょっと甘く入ってもファウルが取れていたけど、逃がさずに当てられていた。いい経験だったと思うので、打者のレベルも分かった。直球の強さももちろん大事だけど、変化球の精度をもっと上げていきたい」と刺激を受けた様子だった。

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