ヤンキースいきなりソトの2ランで先制 15年ぶりワールドシリーズ進出へ向け王手なるか

◆米大リーグ ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ガーディアンズ―ヤンキース(18日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 ヤンキースの2勝1敗で迎えたア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦。ヤンキースは、フアン・ソト外野手が、初回無死一塁で迎えた第1打席にポストシーズン2号となる中堅への先制2ランを放った。

 ソトのバットが、相手先発ウィリアムズの立ち上がりに痛烈な一発を浴びせた。先頭のトーレスが右前打で突破口を開くと、ボールカウント3―1からの5球目。98マイル(約158キロ)の直球をジャストミート。打球速度113マイル(約182の当たりが、右中間スタンドに飛び込んだ。

 前日は、8回にジャッジ&スタントンのアベック弾で逆転しながら、あと1アウトで勝利の場面から追いつかれ、延長戦の末に敗れたヤンキース。試合前のブーン監督は「野球は毎日プレーするスポーツ。タフな負けがあっても翌日、また球場に来るのが野球。選手はそういうことに慣れたアスリートだ。プレーオフの戦いの途中には、必ず、タフな負けがあるもの」と選手のメンタルの切り替えを強調していた。

 

 ソトの2ラン後、ジャッジが遊ゴロに倒れるなど3者凡退となったが、前日の流れを断ち切りたいヤンキースにとっては、幸先のよいスタートとなった。

ジャンルで探す