ドジャースのエース右腕がまさかの3回8失点KO 勝てばワールドシリーズ進出決定も大量リード許す展開に

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 メッツ―ドジャース(18日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、3勝1敗で突破に王手をかけたリーグ優勝決定シリーズ第5戦、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目に右前安打を放ち、2回2死二塁の2打席目は四球を選んで出塁したが、ともに得点にはつながらなかった。

 勝てばリーグ優勝、ワールドシリーズ進出が決まるドジャースだが、苦しい序盤となった。1回表に大谷とベッツの連打で無死二、三塁のチャンスを作ったが後続が倒れて無得点に終わると、流れが完全にメッツの手に渡った。1回裏には1死一、二塁で主砲のアロンソが中堅右へ先取点となる3ラン。2回は先発フラーティが無死二塁のピンチを無失点で切り抜けたが、2点ビハインドの3回には、先頭から2者連続四球を与えると、マルテの左翼線への2点適時二塁打、アルバレスの左前適時打、リンドアの右翼戦への適時三塁打、ニモの右前適時打で4安打を許して5点を失った。

 今シリーズ第1戦で7回2安打無失点の好投を見せて勝利投手になったチームのエース右腕・フラーティだが、この日は3回75球を投げて8安打8失点、4四球の大荒れ。2―8と大量リードを許してマウンドを降りた。

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